fasorka’s blog

めくるめく平凡な日常と非日常

長子の短期留学

高1となった長子が、留学をしたいと言って(実際は「ねばならない」と自分で追い込んだんだと思うのですが)、高校受験や入学がようやく終わってホッとしたのも束の間な春ごろから、どうやって参加するのかを探し始めました。

 

本人は、とてつもなく毎日忙しくて(学校、部活、塾、各種テスト、たまに遊び)、この夏のプランだとすでにキャンセルも出始めているというし、ここは一つ、母が動くかなぁと(意外と行動力はあったりする)、ネットでサーチ。

 

大手有名どころはもうキャンセル待ちのようだったから、初耳の「ウィッシュインターナショナル」というところへ資料請求。すぐ電話と資料が来て、本人も資料をざっと読み、カウンセリング予約。

 

本社でカウンセラーと面談をし、見積もりや日程の調整。パンフレットのコースから、北半球、カナダかアメリカ、までそして午前英語で午後アクティビティのプランを本人が選びました。寮かホームステイも迷っていましたが、現地の人と触れ合うには、と決心してホームステイを選択。ルームメイトありというのが決め手。笑

 

ウィッシュは、出発までの間、オンラインと対面での英会話レッスンを受けられるのがよくて(料金に含まれています)、十数回は受けたんじゃないかと思います。このおかげで、ケンブリッジ英語検定の面接が全然余裕で、喋るごとに笑いをとっていたとか(…逆に大丈夫か?)。

 

ま、それはさておき。部活の合宿や学校での講習、友達と海に行ったり、文化祭準備やらバタバタと「1日も休みなく」過ごしながら準備をして出発の日を迎え、前日ウィッシュのカウンセラーから「準備どうですかー?本人様子どうですか?」と電話をもらったときもケンブリッジ英検を4時間くらい受けていた本人。笑

 

出発当日は混雑が予想されますのでとのことで、かなり早く空港に向かった父子。2年オープンのチケットだったからか、チェックイン時点でゲートや座席は印字されておらず、保安検査を通り抜けて本人LINEで「ゲートはどこ??」と。。

 

母は遠隔で「え?ボーディングパスにかいてないの??」と驚きの返信。

 

父から空港内の掲示板でゲート番号を知らされて向かう本人…😅あったあった、このあと何したらいい?と暇を持て余し、ようやく搭乗時間となったが、ボーディングパスに座席の記載がない人は後回し…というところで

 

「座席をお譲りいただける方を5人募集しております」とのアナウンスだと本人から知らせが…😓

 

まさかの(まさかじゃないらしいですが)オーバーブッキングで5名が搭乗できていない、そのうちの一人なんだとか…

 

初の、長子の、一人での渡航が、それ!

 

うぉぉぉぉ…衝撃

 

あれやこれや、ヤキモキする母。笑

 

…かな〜り経ってから、無事「乗れました」とのLINEを受け取り、そこで長子との連絡は一旦途絶える。

 

16:35発が18:17に遅れていました。

 

いやぁこわい😱笑

 

すぎてしまえば結果オーライだけども。

 

久々に血の気が引いて心拍爆上がり。若返ったかしら…(?)

 

オーバーブッキングというのは、キャンセルを見越して航空会社が多めに予約を受け付けることを認められている制度(?)らしく、今回のようにキャンセルが少ないと「席を譲ってくれる方」を募集するものらしい。確かに、なんか聞いたことはあるような…。今回の便では「1500ドル」で募集していたらしい。宿代や、変更による費用を出します、ということのようだ。

 

慣れた人はこれをうまく利用して、ほぼ片道金額で往復しちゃったりするのでしょうか。ほほほ…

 

怒涛の出発とはなりましたが、機内でハーゲンダッツ2個食べたり(隣の方がくれたんだとか)、現地空港でもスムーズに迎えの人と会えて、スマホSIMカードも入れて連絡もつくようにできたし、とのことで、よかったよかった(はぁー😮‍💨)。

 

↑とか書いてますけど、普通にいつも通りぐーぐー寝ました、母。

 

今回ロサンゼルスに行ったので、時差は16時間。こちらが22:00ならあちらは起きる頃(しかし母この時間だともう寝る)、こちらが朝ならむこうは午後なので、たまーにLINEしますが、あんまり返信ないですね。楽しく過ごしてるんでしょう。

 

夢のような写真を送ってきてくれます。

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自然が豊かなお家にステイしてます。

 

実は、出発1週間前にステイ先の情報がもらえて、ホストマザーが「作家」、夫さん「リタイヤ」、亀、犬、猫、という家族構成とわかり、マザーをサーチしてみたら日本でも本が出てるアイラ・モーリーという南アフリカ出身の作家さんでした。

 

古本があったので購入し、読み始めたのですが、話が過酷すぎて出発前の本人には勧められなかった。。とてもすごい本だなぁ…とまだ少ししか読んでないんだけど、こういう出会い方もあるのかと運命の不思議さを感じた次第。子どもがステイしなければ知ることのなかった作家かもしれないんですよねぇ。ほんと、世の中は面白い。

 

マザーもハズバンドもとても慣れていてリラクシングな方々で、快適に過ごせているとのことで、ありがたいことだと思いました。

 

次は、帰りの飛行機ですかな…笑

 

ま、あとはもう帰ってくるだけだから、そこまでヒヤヒヤはしないかな。

 

一回り大きくなって帰ってくることでしょう!私は初の海外は18歳で、その後も数回一人で友を訪ねてヨーロッパへ行っていましたが、アメリカは未到の地。どんな話が聞けるのか、楽しみに待っていようと思います。

 

(しかし、オーバーブッキングにあったことは、ないんだよなぁ〜…予定してた飛行機に乗れなかったってことはあったんだけどねぇ〜)